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暮しの手帖・一世紀・6号 ///// 昭和32年重版 ///// オーダーナンバー:K1-6
『暮しの手帖』第一世紀5号。『暮しの手帖』がまだ『美しい暮しの手帖』だった時代の号です。本号の表紙は、初期の『暮しの手帖』らしい、バタ臭くって若干写実的な絵。太く踊っているような題字もこの時期の特徴です。この号には、「今、日本で出来る最高のスフ・人絹です」との題で、本物の布がページに10枚張りつけられていたりと豪華。また、「あたたかい部屋履き」の実物大型紙もついています。執筆人は、森田たま「長じゅばん」、中村汀女「朝掃除」の他、花森さんの友人である扇谷正造、田宮虎彦の名前も。128p。表紙・花森安治、挿画・花森安治・草加やす子。
初期はもともとの紙の質が悪く(今と比べると、紙自体の重さが軽くて痛みやすいです)、状態があまりよくありません。ご了承下さい。