暮しの手帖・一世紀・11号/////オーダーナンバー:K1-11/////昭和32年重版/////Good
『暮しの手帖』第一期11号。『暮しの手帖』がまだ『美しい暮しの手帖』だった時代の号で、およそ0.8センチという薄さも初期の特徴です。表紙はモダンな外国の家並み。初期らしく、坂口安吾「わが工夫せるオジヤ」、佐々木茂索「一人静」、佐藤春夫「わが母の記」などの豪華メンバーによる「暮し随筆」の他、この号には、小堀杏奴(森茉莉のお姉さん)が記した『晩年の父』のダイジェストが、30pに渡って載せてあります(杏奴さんの写真も載っていますが、茉莉さんに似てる...)。著者自身によってまとめられた文章とともに、「著者の言葉「父母の写真」なども同時掲載。その他、花森さんデザインの子ども服も有。181p。表紙・花森安冶、挿画・花森安冶。